1.

期間限定、模様に関しての担当授業

「模様」という授業に、講師として参加、
見てもらうことも生業のうち、ということで今回もレポートしようと思います。

受講対象は、京都精華大学デザイン科グラフィックデザインコースの3年生です。ちなみに学内にはテキスタイル科もあり、その両者が模様・柄について勉強しています。その差異は何かな?そこに1番興味を持っていて、差異があるとしたら僕はそんなの無くしたらいいのに、と思います。

一昨年までは「写真」という授業に関わっていて、それについては、こちらにまとめています。
こちらの「模様」授業は、去年と今年のリポートを一緒にしたいと思います。

あらためて調べると「模様」ってとても広義です。
集合知wikiを頼って調べてみると“模様(もよう)とは、ものの表面に自然に発生または、人工的に表された図、絵、形などのこと” とのこと。目にする全てが、模様と解釈できてしまいます。
文様や紋様と呼ばれるものもあり、その差があるかというと模様に属したものなので一緒のようです。



ごちゃごちゃ書いていますが、ひとことで模様というかサーフェスデザインは、自分にとって日常に楽しいもの。その「楽しい」とか「好き」というのは、とてもシンプルで大切なこと。そのシンプルなことを説明しようとすると、とても複雑。伝えようとすると、とても難しいこと。
上の画像は、眼前にあった「あぁ楽しそうに見える」というわけで、パチリ。横浜の馬車道駅構内の透明なベンチとウチで作ったモノたちを撮りました。着ているのは、相方であるパートナーの奥さん、一緒にデザインをしています。その透明なベンチは、無駄に透明で好きでしたが、無意味にシンプルなものを最良とする都市にいると、虫や動物の表皮の柄を楽しみ愛でるようなことも必要と単純に感じます。