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ペーパープロダクト期間限定で京都精華大学デザイン科で「ビジュアルプロダクト」という授業に参加・担当します.
ビジュアルプロダクトというと僕にはピンとこないので「ペーパープロダクト」だとわかりやすいです. この授業は「紙を使って何かモノを作る」というトライアルです.
まずは、去年分からの紹介です. いきなり何か作れといわれても困ると思うので、きっかけとして機能など使い方から考えてもよいし見た目やカタチから入ってもよい、ということで既存のパッケージを参考にしてみます. 何を参考にするかというと展開図で、そこから新しく作図しパッケージを作ってみます.
学生それぞれ自分でテーマを決め作業をしてもらっていますが、このページでは自分でも作業をしてみたので、そちらを紹介をします.
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唐突ですが、こどものころから美味しいお菓子、銀座ウエストさんより拝借掲載です
僕は、お菓子の身箱を参考にしました. 箱にはフタとミがありその身箱のみ使います. その展開図からの主な変更点は、フチの厚みを変え底板を無くすことをします.
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すると額縁のようなフレームができました、かなり急展開に結果をお伝えすると、それを入れ子構造にしました. さらに作図して柄も入れて、3点の入れ子フレームを作りました.
このフレームには、コトバを飾ろうと思います. 飾れる一筆箋のようなフレーム「a sentence frame, ひとことを飾るフレーム」 一筆をしたためる筆致のイメージに近いかなと、そんな柄も入れてみました.
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このフレームを作るにあたっては、以前セルフワークで作ったこちらのペーパーケースもそうやって作ったので、そのプロセスをなぞっています.
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