4.

期間限定、模様に関しての担当授業

お題「外」について
学校側で用意してくれたお題「外」について。このテーマをもらい僕自身漠然と思ったのは、SNSやプライバシーまたは自然、そういうワードを使って「外」を語りたくないなと思いました。他者性のようなことを問題にする前に、自分と向き合って欲しいと思うスタートです。

僕の場合の「外」については、下記です。学生に混じって回答です。



まとめると、人にとっての内外意識は、脳の中で起きてる情報と感じます。
実は僕にとって大切なことがありました。
この授業が始まる前に父が亡くなったということ。友人の死は既に悲しみの経験済みであっても、肉親となるとただ悲しいとも違うものでした。親の最期を看取った前後に感じたことが、上記に近い印象です。父についてのいろいろを考えることが自然と増えたことで、主に過去の時間と現在が溶け合うようになり、父との距離感が不思議と近くなった感覚でした。
ちなみに上記の海についてのことは、実際に海に半日も浸かっていると夕方あたりに訪れる感覚です。

その「外」について、学生のレポートで面白いものがありました。「自然が嫌い、なぜみんなあんなにありがたがるんだろう」みたいなもの。とても素直で好きな感想です。最大公約数的な意見に自分の意見を押し殺すことなく言う、いいなと思いました。
「外」に出ていく模様を考えてもらう以前に「外」が嫌いという回答。素数のようです。