阪急神戸三宮駅構内コンコース 光柱
戦後直後より線路橋脚を支える、斜め柱. 駅再開発にともない、こちらの柱は復興を象徴として残すことになりました. その装飾に繁栄を表す葡萄のデザインを選んでいただきました.
光柱は、天井より差す自然光だけでなく、柱自体も光り辺りを照らしています. それはコンコースのモニュメントのような存在として、それでも軽やかに広場の中心に象徴としてあります. そうするためにサーフェスは浮遊感を探し、それでいて年間の季節を通し落ち着いてるさまを、またメッセージのようなものも反映させたいと制作に入りました. 完成にいたっては、親子や友達の待ち合わせ場所になるといいなと思っています.
弊社が関わったのは、2年弱. 全体の施設は、着工が6年前とのことで、構想期間はもっと永くあったのだと思います. 関係者のみなさん、地元のみなさん、お疲れ様でした. そして、ありがとうございました.