PHOTOGRAPH CLASS

4.



合宿。「もっとみんなと話したかった、1泊なんて足りないよね」こんな言葉をさらっと言う澁谷さん。「本当は上高地へみんなで行きたい」ところを吉田山周辺をぶらっとして近隣に宿泊、さながらブラタモリ?写真を撮るなんて気分はどんどん遠のいてしまい「もう宿に戻ってご飯の支度」となる。

1つ屋根の下、鍋をつつく秋の夜長みんなで一緒に食べる鍋は、美味しくないはずもなく、1人で食べたとしても絶品。その鍋も翌朝のカレーも、豚の角煮も全部彼の作。先生像というタスクは、ハードルどんどん高まるばかり。もちろんUNOもした、そんな夜。

さて、夜更けて撮影。僕は青焼き用紙を数枚持って行き制作、いわゆる日光写真。日射する太陽光で露光する方法、昼しか制作できないことをいいことに、夜の制作は無し。

みんなはというと、さすがの20代の女子、その輝ける何かを撮影、夜のお風呂あがり感?が可愛く、それを35mmフィルムでスナップ撮影の澁谷さん。来週見れる、その仕上がりが楽しみ。

僕の感想。あくまでも僕は素材として捉えている写真を、ある人は気持ちを乗せて写真を撮っている。僕はその写真を編集する機会があって、それをある意味切り刻むように編集する。編集する理由は、元の写真たちを見やすく整理するため。

整理するって整然とさせるだけじゃ何か足りなくなる、という部分に自分の気持ちを乗せている。わざわざ切り刻むんだから、後乗りな客観的な気持ちを伝えないと、と思う。

というわけで、来週は制作1/3に、完成予想図が頭に浮かんでいれ上出来と思う。

もう1つの授業。自分から連想する身の回りのモノを、写真に撮って編集。自分本?4ページ目制作。