PHOTOGRAPH CLASS

8.

東京も京都もすっかり冬で、体調もおかしな出だし、年1くらいでおこる特異日の貧血DAY。頭痛いしふわ〜とする中プレゼン聞かせてもらう。オリエンテーション受けることはあっても、プレゼンテーション受けることは、もしかして初めてか2回目。楽しもうと思ったのに、さーっとすーと時間が過ぎた。 総じてみんな話すの上手くて、少なくても自分より上手くて凹む、頭痛が増す。

今回、対澁谷さんと僕より、お互い学生同士の近況報告が主旨。思えば自分が学生の頃にあーだこーだ先生に言われたことより、友達に言われたひとことの方が、なるほど、と覚えてるんだから、きっと大切なことはそんなこと。



扱うメディアは布、となると作るのは直感に洋服。何名か洋服を制作に選んでいて、自分で作れないから、じゃ頼もうと、同校に新設された近くて遠いファッション科の学生に頼む。進めてる学生は着々と進めていて、1人の学生はささっとデザイン画を描いて「これがやりたい」と言って、トワルのフィッティングにまで漕ぎ着け、それに立会った。いろいろが準備よく、トワルを作ってくれた学生のスピードにも驚いたけど、その場が、娘が嫁ぐシーンのようで驚いた(考えすぎ)。

彼女の制作テーマは、写真を生かすためのドレス。これから本番の生地をデザインして、そのドレスを着て自分で自分を撮る。演出の仕方が楽しみなとこ、セルフィーとどう違うのかな?との思いから「シンディーシャーマンって知ってる?」と聞くと、即答で「知ってます」。20歳で知ってた上で「私はこうしたい」って言うんだから、もう未来の只中なのかも。

ちなみに、シンディ・シャーマン(Cindy Sherman、1954年1月19日 - )はアメリカの写真家・映画監督。コスチュームを着た自分を被写体にセルフ・ポートレイト作品で有名(Wikiより)

もう1つの授業、作るものが自分本だとつまんないなぁと違うことを始める。そういえば、ドレスを作ってくれてる学生は、この授業を2年前に履修してくれてた縁で、知ってる顔ぶれ。「ご飯ちゃんと食べてる?ちゃんと寝てる?」と、親のような心持ちで久しぶりに話す。まぁまぁ迷惑な話。