9.
全然聞いてなかったよ…学年全員集合でする中間報告会というイベント。今週はそういう日だったため、先週も今週もプレゼンを聞くことになる。それが故に?プレゼンは、とてもコンパクトにまとまっていた。
今回は、いわゆる大学らしい広い部屋に集まって、それは学生のころ寝るのに、気配を消すのに、それ以外には何もすることのない記憶がぶわっとよみがえり、つまりやはり寝むくなって大変。仕事なのにすみません。でも、しょうがない。それでも学生のころ受けた授業後に、その先生の本をさっそく何冊か買って読んだ授業もあった。解剖学者・美術研究者の布施英利さんの授業で、プラスティネーションだとかいうプラスチック化された本物の脳みそを触ったのが、とても印象的。自分にとってとても身近なはずの、それでいて見ることのないものを今触ってるという感触、愛玩化された自分に出会ったような印象を思い出す。
それに似た?1回目に紹介したフィールドワークの授業の今回の報告は、とても興味津々。鹿狩りはまだこれかららしく、鶏をサバく授業の報告、一言でとても美味しそう。命をいただくからには、しっかり体感したい内容。
ちなみに京都は鶏料理屋密集度?消費量?が一番高いんだと呑み屋で聞いた。真実のほどは呑み屋%。
その後、気をとりなおして作業。1人の学生は自分に欠かせない音楽表現を、今勉強中の写真表現で何かを表したいという。「それには嘘をつかない」?といったキーワードを忠実に守るように作業をしてる。
作詞作曲をし、レコードをオリジナルで作ることがメイン。そこから生まれる何かを写真で演出する。今日はその撮影。
みんなが作業してる片隅で、この作業がいい感じ。ディレクションと被写体が自分たちで、撮らせるっていう写真の在り方。それを彼女たちがどう使うか、とても楽しみ。
もう1コの授業、何をみんなで作るか?の末にオリジナルでトランプを作ることになった。みんなで最後にババ抜きするっていう、ささやかな授業。